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珍しく連日での宮城県内トリップ。本日の目的地は松島湾は奥松島!東松島市・宮戸島です。
自宅から東松島市だと、高速使っても下道でも10~15分しか変わらないので、大和町~大郷町の大外回りで向かいます。
東松島市の野蒜海岸沿いの道路。
こちらの海岸はまだまだ復興作業中です。
震災から6年が経ちましたが、再生には時間がかかります。
宮戸島へは1時間弱ほどで到着。松ヶ島橋を渡るとすぐに昔は遊歩道だった場所がありました。現在はウッドデッキが古くなっているということで立ち入り禁止となっておりました。
遊歩道入口付近にあったこちらの地図は、2005年に東松島市に合併する前の鳴瀬町(なるせちょう)時代のもののようです。
宮戸島へ入るとすぐに「東松島市宮戸地区復興再生多目的施設・あおみな」がありました。
新しい施設だとおもったらどうやら今年(2017年)の5月にオープンしたばかりとのこと。
松島湾を眺めながら入ることのできる足湯も無料で開放(9:00~16:30)されています。足湯が設置されているデッキには、もちろんカキ焼きテーブルも用意されています^^
昨日(青根温泉)に続き、最初にソフトクリームをいただきます。
最初の目的地、松島四大観の一つ「大高森」です。
※メモ「四大観」・・・壮観・大高森、麗観・富山、偉観・多聞山、幽観・扇谷
山頂(105.8m)まで約15分。
さぁ登っていきましょう!
ずいずい登ります。
100m程度の山なので大したことないかなと思っていましたが、意外ときついです(笑)デスクワークでなまりきっている足にキます^^;
あっ、もう少しかな!って先に光が見えた時の何とも言えない安堵感。不思議ですね。
心も足取りも軽くなります^^
山頂に到着!夏のような日差しの中の軽登山、15分足らずで汗びちょびちょです。
そして、こちらが壮観・大高森からの松島湾!疲れも吹き飛ぶような雄大な景色。
日本武尊(やまとたけるのみこと)がはじめて登ったので大尊峯(おおたかもり)と名付けられたと伝えられています。
日没の黄金に輝く松島湾の景色は大勢の写真愛好家にも愛されているとのことで、次回は是非日没時にも訪れてみたいですね。
北の方角に目を向けると、こちらに向かう際に走ってきた野蒜海岸から東松島市の海岸がうっすら細長く見渡せます。
遠くには塩竈から仙台まででしょうか?うっすら霞がかりながらも街並みが見えました。
青空に響くウミネコたちの鳴き声を背に下山します。
続いて、月浜方面に向かいます。途中、奥松島縄文村をチラ見。
広大な敷地で、色々な体験ができるようです。
畑に入っては黒曜石の矢じりや土器の破片探しが子供時代の遊びだった自分としては、縄文文化にはかなり親しませてもらったほうなので(笑)こちらはまたの機会にということで先に進みます。
すみません!
縄文村をあとに車を走らすと、すぐに月浜に到着です。
現在10時過ぎですが、既に30度近く。月浜海水浴場は家族連れやカップルなどで既に盛り上がりを見せつつあります^^
月浜から左手に見える新浜岬。こちらが第2の目的地です。
どうやってあそこの岬に向かうのか、わかりづらかったのですが、ここかな~?という新浜荘の脇にある小路を登り、、、まるでトトロのような竹やぶを屈みながら進みます。。。本当にこちらで?
蜘蛛の巣がいたるところに張ってあり、人がしばらく(少なくとも今日は)通っていないことを物語ります。。。
先に何やら岬らしい看板が、、、こちらも仏様の光明を得たようなそこはかとない感覚。
来ました!新浜岬。
う~ん。パッと視界が開ける開放感と、潮風が気持ちが良いですね。
ベンチにはひっそりとスカシユリ。
看板に刻まれた新宮戸八景物語に、この岬にスカシユリが移り住んできたくだりがありました。
奥松島・本日最後の目的地「嵯峨見台」。
こちらは登り口からすぐに絶景の予感。
いい眺めです。コスパの高いスポットです。
しかし、勿論ここがゴールではないので、先に進みます。
入り口には400mと書いてありましたが、、、非常に長く感じる山道。。。とてもビッグな蜂さんとか、棘の生えた植物とか、、、こちらに来られる方は要注意ですね^^;
途中、可愛い花に癒やされますが、まだ先は長いようです。本当に400m?
ビジネスもそうですが、諦めずに進み続ければ必ずゴールが見えるものなんですね。。
嵯峨見台に到着!達成感!!
こちらは他の場所とは違い、少しひんやりとした涼しい風が心地よいです。が、、、見える景色は、登り口からすぐに見えたものとそれほど違わないので、さらっと楽しみたい人はそちらで引き返すことをオススメします(笑)
目的達成したため12時前には宮戸島を後へ。このまま帰宅しようかどうしようかという感じでしたが、珍しい岩肌(これが噂の野蒜石?)に吸い込まれるように駐車場へ。
防波堤を登ると野蒜海岸。
はやく賑わいが戻ると良いですね。
こちらは旧野蒜駅。東松島市でも一番被害の大きな場所だったようです。
現在は、震災の歴史を残す遺産となっています。
旧野蒜駅には、「震災復興伝承館」が新しく出来ています。
津波の到達浸水も生々しいです。
1Fの地域交流センターはコンビニの休憩所としても使われています。
2Fはパネルや映像のコーナー。
映像を見ていると、震災当時の混乱を昨日のように思い出します。
こちらが新しい野蒜駅。旧野蒜駅より少し高台に移りました。
新野蒜駅の背景には先程訪れた旧野蒜駅方面が望めます。
隣には立派な市民センターが出来ています。
新野蒜駅から旧野蒜駅方面への連絡通路。こちらも新しいのか、木の香りが新鮮です。
東京の地下鉄のような雰囲気。ライトが人感センサーで自動点灯します。
進むたびにライトが手前から順に光っていきます。
省エネということだと思いますが、希望の光のようにも感じます。
連絡通路を抜けると綺麗な広場が整備されていました。
青空が眩しいですね。
広場から旧野蒜駅、野蒜海岸方面。色々と学ぶことの多い一日になりました。
帰り道も同様に、大郷町から大和町経由で。美しいグラデーションの七ツ森を横目に帰宅。