新緑の杜の都・仙台を彩る仙台・青葉まつり。
仙台すずめ踊り演舞に合わせ、町中にお囃子が鳴り響きます。豪華絢爛な山・鉾・屋台行事や武者などを織りまぜた「時代絵巻巡行」も見ものです。今年はメイン会場を西公園に移し、「広がる、伊達な界隈」をテーマに開催されます。
2025年(令和7年)の仙台・青葉まつりは 5月17日(土)、18日(日)です。
仙台・青葉まつりとは
毎年5月の第三日曜日とその前日に二日間開催される仙台青葉まつり。 その起源は、江戸時代に東照宮の祭りとして始まった「仙台祭り」です。 昭和40年代後半に一度途絶えてしまいましたが、伊達政宗公没後350年を迎えた昭和60年に市民の祭りとして復活。今では仙台三大祭りの一つとして数えられるまでになり、今年で開催41回を迎えます。 仙台青葉まつりの見どころをご紹介します。
【仙台青葉まつり】宵祭り
街の至る所でお囃子が鳴り響き、仙台の街中がすずめ踊り一色に染まる一日。 夕方からは定禅寺通りを会場に市民が曳き手となる山鉾巡行が行われます。
宵祭りの見どころ すずめ踊り
仙台城移徒式(わたまししき)の宴席で石工たちが政宗公に披露したことが始まりとされるすずめ踊り。即興の踊りであったことから、基本の動き以外は自由で祭連(まづら)ごとにそれぞれの個性ある踊りが行われます。 可愛い子供達が踊るすずめっこ1000人祭連(まづら)や飛び入り雀 祭雀連(まじゃらいん)など初心者の方も気軽に参加できるイベントも盛りだくさん。ハッピや扇子を無料で貸し出しも行っています。
祭連(まづら)とは
踊り方(おどりかた)とお囃子方(はやしかた)によって構成される仙台雀踊りのチームのこと。
【仙台青葉まつり】本祭り
豪華絢爛な山鉾巡行に始まり、青葉神社の神輿渡御(みこしとぎょ)、藩政時代の伊達時代行列にすずめ踊りの大流しと、時代絵巻の一大パノラマが繰り広げられます。
本祭りの見どころ 時代絵巻巡行
伊達時代行列
勇壮な甲冑歩者隊と、つややかな大名行列が時代を超え復活。騎馬、甲冑の「伊達政宗公」を先頭に総勢300人の武者が進みゆく姿は時代絵巻そのものです。
山鉾巡行
高さ8メートル、重さ8トンもある山鉾。豪華絢爛な12基の山鉾が、商売繁盛、家内安全、無病息災などの願いを込めて仙台の街中を練り歩きます。
仙台山鉾(やまぼこ)とは
毎年5月の第3日曜日に開催される仙台・青葉まつりの象徴的な行事であり、仙台市内の企業や団体が12基の山鉾を運行します。これらの山鉾は、街の繁栄や除災招福、無病息災、家内安全、商売繁盛などの願いを込めて制作されています。
仙台山鉾は、藩政時代の仙台祭を参考にして復元・デザインされ、1988年に最初の5基が完成しました。その後、1989年に5基、1995年に1基、そして2025年(30年ぶり!)にさらに1基が加わり、現在の12基となっています。これらの山鉾は、ヒノキ材を使用した堅牢な構造で、政宗公の甲冑や福神、縁起物、仙台の伝統工芸品などが飾られています。
本祭りの見どころ 青葉神社神輿渡御
正宗公の御霊(みたま)を見越しに移し烏帽子と白装束姿の氏子たちが担ぐ渡御は、午前9時に青葉神社を出発します。重さ1トンの神輿が急な石段を下る姿は迫力満点。
【2025年】第41回 仙台・青葉まつり かわら版
PDF下部にある「上下アイコン」でページめくりしてご覧頂けます。 2025kawara引用:https://aoba-matsuri.com/outline/
さらに詳しい情報は仙台青葉まつり公式ホームページをご覧ください。
仙台青葉まつり公式ホームページ